スワドル(おくるみ)の巻き方
おくるみは、昔から様々な国で使われてきました。おくるみで包み込まれると、赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいるような感覚になり、安心するといわれています。適切な方法で行えば、おくるみは赤ちゃんを落ち着かせ、眠るのを助けてくれます。
基本的なおくるみの巻き方
正方形タイプ
note
モロー反射は上半身に現れるため、上半身を包むだけでもOK。股関節の成長を妨げないよう、足元はゆとりをもたせておきます。
ラップスワドルタイプ
ラップスワドルは、どなたでも簡単におくるみができるようにデザインされた製品です。腰まわりにはゆとりがあり、赤ちゃんの股関節の発達を妨げないよう配慮されています。ご使用の際は、対象月齢・サイズをご確認の上、お子さまが脚を自由に動かせる状態でお使いください。寝返りができるようになったら本製品は使用しないでください。
aden + anais essentials のラップスワドル(wrap swaddle)は、国際股関節異形成協会(International Hip Dysplasia Institute)から「赤ちゃんの股関節の発達に配慮した製品」として認証を受けています。
お子さまの健やかな発達のために
国際股関節異形成協会 (International Hip Dysplasia Institute)が提案しているおくるみの巻き方動画をご紹介します。
最初に2通りの正方形タイプを使ったおくるみ方法が流れ、その後ラップスワドルタイプの巻き方が流れます。
エイデンアンドアネイがご案内している方法とは少し異なりますが、大切なポイントは同じです。こちらもぜひご参考になさってください。
- 上半身はおくるみがずれないよう、生地を赤ちゃんの下に折り込むこと
- 脚が自由に動かせるよう、下半身はゆったり包むこと
出典:International Hip Dysplasia Institute "Understanding Hip Dysplasia - Infant & Child - Hip-Healthy Swaddling"
https://hipdysplasia.org/infant-child/hip-healthy-swaddling/
- 生後0~3ヶ月ぐらいまでが「おくるみ」として使用する目安です。寝返りをしそうになったら、おくるみを卒業しましょう。代わりにスリーピングバッグなどを使用するのもおすすめです。
- 必ずあおむけに寝かせてください。また、赤ちゃんの顔の周りに物を置かないようにしてください。
- 赤ちゃんの足腰はゆったりと包んであげてください。赤ちゃんの脚は、両膝と股関節が十分曲がったM字型を基本とし、さらによく動かせる状態が好ましいとされています。おくるみに「決まった巻き方」はありません。赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら、心地よく過ごせるように工夫してください。